「土間収納」の魅力って何?リノベ前に知っておきたい5つのメリット
玄関脇の、土足で入れる収納スペースである「土間収納」。自宅のリノベーションを機に土間収納を設置したいと思っている方や、土間収納を作るためにリノベしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?この記事では、土間収納の導入を検討している方に向けて、土間収納の魅力・メリットや、あらかじめ考えておきたいことを紹介します。「土間収納があると便利そうだけど、本当に必要?」と悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
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目次
土間収納の5つの魅力・メリット
近年、土間収納の人気は年々高まっています。早速、土間収納の魅力・メリットを5つ紹介していきます。
①汚れたものも気軽に収納できる
土間収納は、床板を張らずに土足で入れる空間であるため、ただの収納としてだけでなく、汚れたものも収納できるのが嬉しいところです。濡れた傘や、雪かきに使った道具、ガーデニング用品、ベビーカー、子どもたちが外で遊んだ遊具などを、汚れを気にせず置いておくことができます。ガーデニング、スキー・スノボ、サーフィン、キャンプ、スポーツなど、アウトドアな趣味がある方におすすめです。アウターや帽子などのお出かけ用の衣類を玄関にかけたい場合にも活躍します。
②外に置きたくないものを安全に保管できる
外に置いておくと盗まれないか、風で倒れて壊れないかなどが心配なものを、屋内に保管できるというのもメリットです。自転車やキックバイク、スケートボードなどの子どもの乗り物が代表的な例。台風時や大雪の日には植木やプランターを一時的に入れておくこともでき、さまざまな場面で活躍します。
③玄関はスッキリ&広く見える
ドアを開けた時に外から見えたり、来客に対応したりする玄関は、常にスッキリ綺麗にしておきたいものです。しかし、鍵や傘、郵便物などでごちゃごちゃしやすい場所でもあります。特に家族の人数が多いと、物が溢れてしまいがち。土間収納は、そんな悩みを解決してくれます。
④ちょっとした作業場にもなる
広さやレイアウトにもよりますが、土間収納を作業場として活用できる場合もあるんです。例えば、DIYやアウトドア用品の手入れ、自転車のメンテナンスなどといった作業ができます。庭が狭い家や、通行人の目を気にせず作業をしたい時、寒い季節や悪天候の日でも作業ができるスペースが欲しい人におすすめです。
⑤子どもたちの遊び場としても活躍
土間収納は、子どもたちの遊び場として活躍することもあります。もちろん走り回ったり球技をしたりすることはできませんが、ボールをドリブルしたり、外遊び用のおもちゃで遊んだりできる空間に。外に遊びに行けない日や、家の中に飽きてしまった時にぴったりです。
設置前に考えておきたいことは?
さまざまな魅力があることがわかりましたが、土間収納を設置する前にしっかり考えておきたいこともあります。ここでは、3つのポイントを紹介します。
どれくらいの広さにするか
土間収納の広さは、1〜2畳くらいが一般的です。そのうえで、使用目的を踏まえて広さを考えてみましょう。アウターや雑貨類を収納するだけで良いのか、自転車やアウトドアグッズなどを収納する趣味のスペースにしたいのか、それとも作業や遊びもできる空間にしたいのかによって、必要な広さは異なります。土間収納を作ると、その分家の中が狭くなってしまうため、広すぎにも注意が必要です。
扉や換気扇をつけるかどうか
土間収納を設置する時には、換気扇や窓、扉などの換気設備を検討する必要があります。換気ができないと、梅雨の時期はカビが生えたり、夏は蒸し暑くて中にいられなかったりする可能性があるためです。扉があると土間収納の中が玄関から見えないのが嬉しいというメリットがあるものの、その分コストがかかり、また空気が入れ替えにくくなります。
コンセントは必要か
コンセントのない場所に後で増設するには、大掛かりな工事が必要になります。そのため、コンセントを設置したい場合は土間収納を作るリノベーション工事の際に、一緒に設置をお願いするのがおすすめです。そのためには、あらかじめどんな用途で土間収納を使いたいのか考える必要があります。
土間収納のあるお家は魅力いっぱい!
土間収納の5つの魅力・メリットを紹介しました。収納としても、ちょっとしたスペースとしても便利な土間収納。特にアウトドアな趣味がある方や、自宅に収納が足りないと感じている方、玄関をスッキリさせたい方、そして、お子さんがいるお家におすすめです。ぜひこの記事を参考にしながら、土間収納の設置を検討してみてくださいね。