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システムキッチンの種類&選び方|最適なキッチンを選ぼう

種類が多く選び方が難しいシステムキッチン

 

自宅のリノベーションやリフォームを機に、新しいシステムキッチンを取り付けようと考えていませんか?しかし、システムキッチンにも様々な種類があるので、どう選べば良いかわからないと悩んでしまう方が多いはずです。そこでこの記事では、システムキッチンの基本的な種類とその選び方を紹介します。「キッチン選びに失敗したくない」「使いやすいキッチンを選びたい」と思っている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

システムキッチンとは?

そもそも「システムキッチン」とは、いくつかあるキッチンの形態のひとつです。システムキッチンは、サイズやデザインが統一されたシンク、調理台、収納、コンロ、食器洗い乾燥機などの部材を組み合わせ、1枚の天板(ワークトップ)で部材を繋げて一体化したもの。アメリカなどでは「ビルトインキッチン」と呼ばれています。コンロやシンクの間に隙間がないためお手入れがしやすく、キッチン全体のデザイン性が高いのが特徴です。システムキッチンではないキッチンには、部材が天板によって一体化されていない「ブロックキッチン」や、部材を組み合わせない特殊な造りの「デザインキッチン」などがあります。

システムキッチンの基本的な種類

ここからは、システムキッチンの基本的な5つの種類について簡単に紹介していきます。

①I型キッチン

I型キッチンは、シンクと調理台、コンロが横一列に並んだキッチンのことです。キッチンの中でも最も一般的なスタイルで、システムキッチンに限らなければ、多くの方が使用したことがあるのがこのタイプでしょう。I型キッチンは調理中の動線がほとんど横移動だけになるのが特徴です。比較的安い価格で導入できるというメリットもあります。

②L型キッチン

L型キッチンは、シンクや調理台、コンロなどといった部材を、L字に並べたキッチンです。壁の一面、または二面を利用して設置します。I型キッチンから変更するには大掛かりな工事が必要ということもあり、費用が高額になりやすいです。しかし、その分キッチン周りのスペースにゆとりが生まれ、大人数でも調理しやすくなります。L型にするとキッチンにスペースが奪われ、ダイニングが狭くなると思われがちですが、壁二面を利用すればダイニングの広さにはほとんど影響しません。また、作業動線が三角形になることで効率よく調理しやすいとも言われています。

③オープンキッチン

オープンキッチンは、リビングやダイニングとキッチンの間に壁がないキッチンです。壁がないことで開放感があり部屋が広く見え、明るい雰囲気にできます。対面式のオープンキッチンを設置するには広いスペースが必要になり、また工事費などのコストも比較的高額になりやすいです。しかし、調理や食事の準備がしやすいなどのメリットもあります。

④クローズドキッチン(独立型キッチン)

クローズキッチンとは、オープンキッチンとは対照的なスタイルのキッチン。ダイニングとの間に壁が設けられ、キッチンのみが独立したスペースとなっています。オープンキッチンのような開放感はなく、食事の準備や片付けのスムーズさも劣ります。しかし、料理に専念できるほか、匂いや煙がダイニングに流れにくいなどメリットも多いです。

⑤セミオープンキッチン

セミオープンキッチンは、「オープンキッチン」と「クローズドキッチン」の中間的なキッチンです。セミオープンキッチンにはきっちりとした定義はありません。基本的には対面式で、ダイニングとの間の壁が一部しかなかったり、お皿の受け渡しができる空間があったりします。オープンキッチンとクローズドキッチンのメリット・デメリットをバランスよく併せ持っているので、使い勝手が良いスタイルです。

システムキッチンの種類・タイプの選び方

ここからは、どのタイプのキッチンが自分に合っているのかわからない方のために、システムキッチンの種類・タイプの選び方を紹介していきます。

調理スタイルで選ぶ

キッチンのリノベーションは、毎日の調理を楽にするチャンスです。I型キッチンの横向きの動線と、L型キッチンの動線のどちらが楽か考えてみましょう。また、家族やゲストと一緒に調理する機会が多い方は、L型キッチンやオープンキッチンの、作業スペースを広く取れるタイプがおすすめ。調理に専念したい方はクローズドキッチンが向いています。

生活スタイルで選ぶ

キッチンの種類は、生活スタイルとも深く関係しています。例えば、小さな子どもがいる場合はリビングやダイニングが見やすい対面式のオープンキッチンかセミオープンキッチンがおすすめ。お客様をおもてなしする機会が多い方も、クローズドキッチンよりオープンキッチンの方が良いでしょう。一方で、ダイニングやリビングでは音や匂いを気にせず過ごしたい方にはクローズキッチンがぴったり。また、あまり自炊しない方はミニマルなI型の壁付けキッチンで十分かもしれません。

インテリアで選ぶ

キッチンやリビング、ダイニングのインテリアにこだわる方は、キッチンの種類も慎重に選びましょう。I型・L型でも雰囲気や空間の使い方は大きく異なります。また、デザイン性が高くおしゃれだと人気が高いのはオープンキッチンですが、ワークトップ(天板)を整理整頓しないと生活感が出やすいので注意が必要です。

コストで選ぶ

上記でも少し触れましたが、システムキッチンは種類によってかかるコストが異なります。基本的には、L型よりI型の方がコストを抑えやすい傾向にあります。また、キッチンの形や配置を大きく変えるほど大きな工事が必要になり、その分費用もかかるため、L型からI型へ、またはI型からL型へ変えるのはコストが大きいと考えておきましょう。

自分に合ったシステムキッチンの種類を選ぼう

システムキッチンの種類とその選び方について紹介しました。キッチンの種類は、理想のスタイルやインテリアだけではなく、実際の生活スタイルや調理スタイル、インテリアなどをふまえて選ぶのがおすすめです。リノベーションやリフォームをする際には、ぜひこの記事を参考にしながら自分に合ったシステムキッチンを選んでください。

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