大阪で物件購入からデザインリノベのことならBEEVOLT

B L O G


コンクリート打ちっぱなしのメリット&デメリット|快適に過ごせる?

メリットとデメリットがあるコンクリート打ちっ放しの部屋

 

スタイリッシュでクールな空間を演出できる「コンクリート打ちっぱなし」。インテリアが好きな方や、おしゃれなお家に住みたいという方なら、一度は憧れたことがあるはずです。しかし、コンクリート打ちっぱなしの部屋は実際に快適に過ごせるものなのでしょうか?そこでこの記事では、コンクリート打ちっぱなしのメリット・デメリットを紹介します。気になる方や、「コンクリート打ちっ放しの部屋に住んでみたい」という方はぜひチェックしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

コンクリート打ちっぱなしとは?

コンクリート打ちっ放しとは、塗装などの仕上げを省き、コンクリートがむき出しの状態で仕上げる方法のことです。部屋の壁の全てもしくは一部がコンクリートのままになっています。この方法ができるのは、構造が鉄筋コンクリート造(RC)または鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の建物に限られますが、最近は、木造でもコンクリート打ちっぱなし風に仕上げる手法も登場しています。

コンクリート打ちっぱなしのメリット

それではまずは、コンクリート打ちっぱなしのメリットを見ていきましょう。

無機質でおしゃれな空間になる

個人の価値観にもよりますが、コンクリート打ちっ放しの部屋はおしゃれな雰囲気になるのが最大の特徴でメリットす。インテリアの組み合わせ方によっては生活感のないスタイリッシュな部屋が作れます。革や麻、コットン、ガラス、木材など、他の素材との組み合わせを楽しめるのも魅力です。

防音性・遮音性が高い

重い素材ほど防音性・遮音性が高いと言われているため、鉄筋コンクリート造(RC)または鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の建物は、そのほかの構造の建物に比べて防音性・遮音性が高いと考えられます。密度の高いコンクリートが周囲の音が伝わるのを抑えてくれるので、隣や上下の部屋の生活音が比較的気になりにくいのです。ただし、木造でコンクリート打ちっぱなし風に仕上げた建物では、防音性・遮音性の高さはあまり実感できないでしょう。

防火性が高い

コンクリートは燃えない材質で、1000℃の火で2時間熱しても耐える性能を持つと言われています。もちろん、どんなに火に晒しても耐えるという訳ではないものの、火災が発生しても一気に燃え広がる心配が少ないと言えるでしょう。

コンクリート打ちっぱなしのデメリット

続いて、コンクリート打ちっぱなしのデメリットをひとつずつ紹介します。

外気の影響を受けやすい

コンクリート打ちっぱなしの壁は「触れると冷たい」という印象を持っている方も多いはず。「冬は寒く、夏は暑い」と言われることも多いです。その理由は、コンクリートの熱伝導率がやや高いからです。しかし、最近の家ならば必ず断熱材が使用されていますが、断熱材を仕込むことでこの問題は解決できます。

光熱費が高くなりやすい

熱伝導率の高いコンクリートは、エアコンをつけても熱や冷気が周囲へ逃げやすいため、光熱費が高くなりやすいと言われています。夏はクーラーが効きにくく、冬は暖房をつけてもなかなか温まらないのです。しかし、これも壁に断熱材を仕込むことである程度解決できます。

カビが発生することがある

コンクリートは吸水性が高いので、家の湿気や発生した結露などを吸収してカビが生えることがあります。特に、古くなってきたコンクリートは、表面に小さな穴ができて水を貯めやすくなり、カビやすい状態になると言われているので注意が必要です。

特殊なメンテナンスが必要になる場合がある

コンクリート打ちっ放しの壁や床、天井は、コンクリートならではの劣化が起こることがあります。例えば、カビの発生をはじめ、ひび割れ、シミ、サビ、穴など。そういった場合、撥水剤や弾性塗料などを使う補修や特殊なメンテナンスが必要になります。壁紙・クロスの汚れや部分的な剥がれの補修グッズがホームセンターで購入できるのに対して、コンクリートの補修はややハードルが高いです。

コンクリート打ちっぱなしの部屋を快適にするには?

デメリットもあるコンクリート打ちっぱなしの部屋を、より快適にする方法もあ流ので紹介しましょう。

断熱性を上げる

コンクリート打ちっぱなしの部屋を快適にするには、まず断熱性を確かめましょう。外気の影響を受けやすくエアコンが効きにくい性質は、外断熱か内断熱のどちらかで解決できます。特に、少し古い住宅をリノベーションしてコンクリート打ちっ放しにする場合は、断熱が施されているか、劣化していないかをしっかりチェックしてください。

角部屋を避ける

角部屋は壁が外気に触れる面積が増えるため、コンクリート打ちっぱなしのような熱伝導率の高い壁の場合、外気の影響をより受けやすいと言われています。角部屋を避け、上下左右が部屋で囲まれた部屋を選ぶのがおすすめです。

換気・除湿をしっかりする

カビが発生しないよう、換気して結露の発生を防いだり、除湿機や除湿剤を活用したりすることも大切です。また、結露も外断熱か内断熱のどちらかを施すことで軽減します。

メリット&デメリットを比較して、コンクリート打ちっぱなしを検討しよう

コンクリート打ちっぱなしのメリットとデメリットを紹介しました。インテリア好きなら誰もが一度は憧れる、コンクリート打ちっ放しの家。やはり、なんといってもそのおしゃれさが魅力です。また、少し前までは「冬は寒く、夏は暑い」というイメージが強かったものの、今は断熱を施すことでデメリットのほとんどは解決します。この記事を参考に、コンクリート打ちっぱなしも検討してみてくださいね。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 株式会社 BeeVolt. All rights Reserved.